今年も、心待ちにしていたウインブルドンの季節がやってきました。
テニスの4大大会の中でも最も伝統と格式のあるこの大会は、観ている私ですら神聖な気持ちにさせてくれます。

選手達のプレーはもちろんですが、芝のコートであるというところも魅力です。特にセンターコートは、この大会の為だけに1年間かけて芝が整えられ、そして大会期間である2週間が過ぎるとまた翌年にむけて眠りにつきます。オープニングマッチでは眩しいくらい緑鮮やかな芝のコートが、2週間でどんどん変わってゆく姿も愛おしく感じられ、見逃せないポイントの１つです。

このセンターコートには「魔物が棲む」といわれていて、よく番狂わせが起こります。
ただ、私は、魔物では無くて、芝に宿る精霊を味方に付けた選手が勝利を手にしているのだろうと思っています。それ位、試合の勝敗を左右するようなミラクルが沢山起きます。そしてそのミラクルを目に出来るところが、この大会の魅力でもあります。

さて、大会がスタートして早3日が過ぎ、手に汗にぎる素晴らしいプレーに心躍り、感化されている私・・・自宅では連日、Wiiスポーツでのテニスの熱戦も繰り広げられています。
まさに身も心もウインブルドンです。